before dawn -inEZO blog-

小児科にて。

少し前のことですが、息子が高熱を出しまして。
夜だったので、家から少々離れてはいますが夜遅くまで診療している小児科に行く機会がありました。
(夜間当番医ではなくて、遅くまでやってるんですよ。ありがたいことに。)


そこで、あずさちゃんという3歳の女の子に出会いました。

夜遅くに病院に来ているくらいだから風邪かなにかなのでしょうが、まぁ元気そうにおしゃべりしてくれます。
息子に、何歳?と話しかけて来て、手をとってニコニコしたり、他愛もない内容でしたがなにやら色々と教えてくれたり。
もちろん息子はニコニコしつつもキョトンとしていて、言葉もまだ喋れない息子に代わってあたしが答えたり…という感じ。
あずさちゃんのお母さんは、時々あずさちゃんを制するように肩をトンッと押さえつけるような仕草をしますが、会計を待つ間、じっと前を向いて立っていました。

数分ののち。
会計からあずさちゃん親子が呼ばれる声。
その声が聞こえ終わるか終わらないか、素早いタイミングであずさちゃんのお母さんはあずさちゃんの手をグイッと引いて会計へ。
そして会計が終わるや否や踵を返し、サッとあたしたち親子の前を通り過ぎて玄関へ。

そして、あずさちゃんが叱られる声が聞こえて来ました。
「どうしておとなしくしててくれないの!?みんな迷惑でしょ!!!」

あたしは、すごく悪いことをした気持ちになってしまった。

幼いからでしょう、ちょっと聞き取りにくかったりはしましたが、あたしはあずさちゃんのお話にそんなに迷惑とは思っていなかったのですよ。
混み合っている待合室、体調が悪くてぐったりしている子や長時間待たされてウンザリしている大人たちがいて、空気はなんだか重たかったのです。
待合室の中をふざけて駆け回っている男の子には「うーん…」と思いましたが、あずさちゃんは大きな声を出したり駆け回ったりしたわけではなくて、抑えた声のトーンであたしたち親子と1対1の会話だったのです。
あずさちゃんは“騒いじゃいけない”という空気を理解しているようだったし、例えばあたしが「ごめんね、今はお話出来ないよ」と断ればわかってくれそうな子だと思ったんだけれどな。

それとも、あずさちゃん親子にはもっと別の、親子間だけの約束やルールがあったのかしら。



本音を言えば、子ども1人に付き添いの大人が何人もついて来て待合室のイスを占領していたり、兄弟なのでしょうが健康な子を待合室に連れて来て「騒がないで!おとなしく座ってなさい!」と怒っている親の方が、あたしには迷惑に見えたのです。
あずさちゃんなんかよりもずっと。


こんな風なことが、小児科に行ってからちょっと引っかかったりしていたのでした。
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by 1024hpa | 2012-03-19 23:01 | 他の話

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